一般社団法人ジャパン・リスクフォーラムの10周年記念ディスカッションをベースに、金融財政事情研究より2022年11月に発刊された『ジャパン・リスク―差し迫る脅威、日本の生き残りをかけた戦略は？』が、政刊懇談会（政府刊行物等普及強化連絡懇談会）主催の「第22回本づくり大賞」において「優秀賞」を受賞しました（2023年2月）。

受賞理由は以下の通りです。

優秀賞『ジャパン・リスク―差し迫る脅威、日本の生き残りをかけた戦略は？』
「本書は、2021年に行われた一般社団法人ジャパン・リスクフォーラムの10周年記念ディスカッションをベースに最新の議論内容をコンパクトにまとめられた書籍です。
日本が直面する非連続的なリスク・対応策・シナリオを研究する「ジャパン・リスク・フォーラム」における論者と実業界のリーダーたちとの議論を、日本を取り巻く大規模地震災害、財政破綻、少子高齢化、高等教育の劣化など11章のリスクに分類し、それぞれの脅威、衝撃度、政策的な対応状況、その問題点と必要とされる行動を深堀りして分析されています。最終の第12章では「再考　日本のリスクへの戦略的な対応とは」とし、全体を総括しています。はたして日本は生き残ることができるのか？ 政策立案を担う企業の役員やスタッフ、金融機関や経営者はもとより研究者、学生やリスクに関心ある方々にとって重要な議論のきっかけとなる必読の書籍です。以上の点を評価し、優秀賞に選定させていただきました。」