2015年9月7日、一般社団法人ジャパン・リスク・フォーラム主催により、「ジャパンリスクとストレスシナリオ―首都直下大地震と国債市場崩壊のインパクト―」と題し、拡大フォーラムが日本工業倶楽部(東京都千代田区)にて開催された。 我が国に関わる重大なリスクの一つとして想定されうる、首都直下大地震による首都圏のインフラ破壊とそれに伴い発生しうる我が国の国債市場に対する信任が崩壊するような場合のシナリオと、そうした国全体にかかわりうる事態への対応策等に関し、各界の専門家を結集し、専門的、具体的かつ率直に、議論を深化させ、共有する機会を得るものとして企画された。 当日は金融機関、事業法人、コンサル、リサーチ会社等、意思決定レベルに関わる皆様を中心に約80名の参加を得、「首都直下大地震:どこまで備える?」 そして「日本のストレスシナリオ:首都直下大地震と国債信任の崩壊」のテーマのもとで専門家によるパネルディスカッションを行い、活発な討議がなされた。